2018年10月10日

思い立って日光(1)アインシュタインも泊った老舗ホテル

9月初旬、思い立って日光に行った。
 思い立ったのは8月の月遅れのお盆が終わった頃で、夏休みが終われば10月の紅葉シーズンまではホテルも暇だろうと高を括っていた。

 思い立ってホテルに予約を入れるのはいつものことで、中禅寺金谷ホテルの空室状況を確認すると、まったく空きがない。
 そんなはずはないだろうとホテルに電話をするが、やっぱり空きがない。
 市内、神橋に近い日光金谷ホテルの空室状況を見ると、こちらもほとんどが埋まっている。
 ようやく空いてる日を見つけて予約を入れた。

 これは一体どうしたことだろう。日光の人気が急に盛り返したのか?
 東日本大震災以降、客足の減っていた奥日光が活気を取り戻したのなら、地元にとっては良いことだ。
 でも、なんで急に? という思いは残る。
 インバウンドが東照宮からいろは坂を登って中禅寺湖までやってきたのだろうか?

 下界というか、市内にある日光金谷ホテルには前々から機会があったら泊まってみたいと思っていた。
 今回、その機会が巡ってきたわけだ。

 日光金谷ホテルは現在地に明治26年開業の老舗ホテルで、建物は有形文化財に指定されている。
 開業のきっかけになったのがローマ字でお馴染みの宣教師ヘボンで、アインシュタイン、ヘレン・ケラー、ルー・ゲーリック、藤田嗣治といった著名人が訪れていて、宿帳のサインも展示されている。


 面白いのは本館の2階が、もともとは1階だったという話。
 2階建てだったのを、昭和11年に地面を掘り下げて新たに1階を造り、3階建てに改造した。
 現在の建物の2階に上がると、階段のあるホール部分が昔の1階ロビーの面影を残している。

 私たちが宿泊した部屋は別館にある、やや広めの部屋。
 施設全体は古いので、近代的なホテルが好みの人には向かないかもしれないが、明治・大正の佇まいにロマンを感じる人には、典雅なひとときが得られるかもしれない。

 中禅寺金谷ホテルにあって、ここにないのは温泉とコーヒー・紅茶の飲めるラウンジ、リラクゼーションルーム。
 中禅寺金谷ホテルになくて、ここにあるのはプールと甘味処とバー。
 リーズナブルで美味しいア・ラ・カルトの虹鱒のソテー金谷風はどちらのレストランにもある。

 投宿すると荷物をおいて奥日光に向かう。
 下界は雨模様だったが、奥日光は雨がやんでいた。
 赤沼に行くと、千手ヶ浜行きのバスが出たばかりだったので、戦場ヶ原を歩くことにする。



Posted by streetdance  at 18:57 │Comments(0)

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